ファイザーがアラガン買収 世界最大の製薬会社に、その狙いは?

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米ファイザーが同業買収 19兆円、本社を税率低い国へ

米製薬大手ファイザーは23日、アイルランドの同業アラガンの買収で合意したと発表した。買収総額は1600億ドル(約19兆7千億円)で、今年最大のM&A(企業合併・買収)になる。買収後、形式上の本社を法人税率の低いアイルランドに移すため、租税回避だとして米国で論議を呼ぶ可能性もある。

アラガンは、しわ取り薬剤「ボトックス」が主力。買収を打診したファイザーは扱う商品群を広げ、競争力を高める狙いだ。買収は2016年4~6月期に終える予定。両社の年間売上高は計600億ドル超で、ノバルティス(スイス)を抜いて世界最大の製薬会社になる。

新会社の拠点はファイザー本社があるニューヨークに置くが、形式上の本社はアラガンの本拠に移す。ファイザーは昨年も英アストラゼネカに買収を提案。拒否されて断念したが、この際も税率が低い英国に本社を移す計画だった。

米国では節税狙いのM&Aが相次ぐ。米財務省はこうした海外移転を防ごうと規制強化を進め、議会からも「非愛国的だ」と批判が出ている。移転自体は合法だが、「ファイザーの狙い通り買収が進むかは不透明だ」(米メディア)との指摘もある。

ファイザーのイアン・リード最高経営責任者は23日午前、米テレビに出演し、「M&Aは単に『税金の話』ではない。事業を強くするもので、米国にとっても良いこと」と理解を求めた。(ニューヨーク=畑中徹)

(朝日新聞デジタル 2013/10/30 19:59)


From... http://www.huffingtonpost.jp


Post on : 24/11/2015 15:26